minipiro’s diary ~流産から学んだこと~

流産経験とその後。一人で抱え込まないで!

妊活やるべきこと~男性編~

こんにちは。minipiroです♡

ようやく夕方以降が少しずつ涼しさを感じられるようになってきましたね。

季節の進みを感じます。

 

さて、本日は男性の妊活について書きたいと思います。

赤ちゃんをお腹に宿すのは女性なので、なんとなく赤ちゃんができない原因は女性にあるように思ってしまいがちですが、不妊の原因の約半数は男性にあると言われているのです。【男性に原因がある】24%、【男女ともに原因がある】24%、合わせると48%です。夫婦で妊活をしようとなったら、男性も他人事ではありません!

 

妊活を始めようとなったら、男性がまずやるべきなのは「精液検査」です。

自分の精液の中にどのくらい元気な精子がいるかを調べます。精液量・精子の数・精子の運動率・異形がないかなどを調べることができます。

女性よりも詳しい検査をすることに抵抗のある男性は多いかと思いますが、今は検査キットを使用して自宅で行うことも可能です。

女性の卵子が老化すると言われているのと同じで、35歳を過ぎると精子も老化していきます。35歳を過ぎている場合は、クリニックでより正確な状態を把握する方がよいかもしれません。

 

次に確認したいのは、風疹の抗体があるかどうか。これは女性も早めに確認しておいた方がいいですね。風疹のウイルスは非常に感染力が強いので、周りの人も抗体を確認しておくことが大事です。

妊娠初期の女性が風疹にかかってしまうと、お腹の赤ちゃんが「先天性風疹症候群」になってしまい、赤ちゃんの身体(目、耳、心臓など)や精神の発達に影響が出てしまいます。とても怖いウイルスです。

過去に予防接種を受けていても、年月とともに抗体が低下していることがあります。特に女性は妊娠後に予防接種を受けることはできないので、妊娠前に抗体を確認して、必要があれば予防接種を受けておきましょう。

 

それでは、日々気を付けるべきことはなんでしょうか。

まず、適度な運動をすること。運動不足により精子の数が減少するとさまざまな研究で明らかになってきています。軽い筋トレやジョギングなど身体を動かす習慣を作るとよいでしょう。

次に、栄養バランスの取れた食事をすること。栄養のバランスが偏っていると、精子の数や質に影響があると言われています。主に意識して取りたい栄養素は以下の7つです。

葉酸・・・精子内部のDNAの損傷を防ぎます。

亜鉛・・・精子量を増やし、精子の運動能力を高めます。

●タンパク質・・・人体の基礎となる必須の栄養素です。

●オメガ3脂肪酸・・・精子形成にかかわる栄養素です。

ビタミンB12・・・精子形成に重要です。

●ビタミンE・・・抗酸化作用があるため、精子の老化を防ぎます。

●ビタミンC・・・こちらも抗酸化作用があり、精子を強くしてくれます。

これらの栄養素は積極的に取るようにしましょう。

そして、意外と重要なのが「定期的に射精をすること」です。射精されずにたまった精子は質が低下していきます。新しい精子の方が妊娠しやすいので、定期的に入れ替えるため射精することが重要なのです。

精子は約70日間かけて作られると言います。日々の行動がとても大切です。

精子の質を下げるので、避けたいことと言えば、サウナです。最近はやっていることもあり、ハマっている人もいるかもしれませんが、ほどほどにしましょう。精子を作り出す精巣は熱にとても弱いため、睾丸を温める行為は避けたいところです。また、過度な飲酒やコーヒーの飲みすぎ、喫煙も避けたい行為です。

 

女性よりも男性の方が繊細なので、妊活を考えすぎてプレッシャーになり性行為ができなくなってしまったり、義務のようになって苦痛になる方もいると聞きます。

妊活のためだけでなく、自然にスキンシップが取れるような関係でいられるといいですね。そのためにも、コミュニケーションは大事です。お互いの気持ちのすり合わせをして、よい関係を保っていきましょう。

妊活は二人の向いている方向が同じでないと、なかなかうまくいかないものだと思います。どちらかがつらい思いを我慢したまま続けても、よい結果にはならないと思うので、つまずいたらきちんとパートナーとよく話し合うことが大切だと思います。

 

お二人の元にコウノトリがやってきますように…♡

最後までお読みいただきありがとうございます!