minipiro’s diary ~流産から学んだこと~

流産経験とその後。一人で抱え込まないで!

知り合いの妊娠報告との向き合い方

こんにちは!minipiroです♡

残暑厳しいですが、皆さん体調は大丈夫ですか?季節外れのインフルエンザも流行しているようです。。高熱は妊活の大敵!体調管理には気をつけましょう!!

最近ちょっとモヤっとした出来事があったので、今日はそのことについて書きます。

 

【知り合いの妊娠報告】

先日、旦那が会社から帰宅すると「いい話がある♪」というので、聞いてみると…旦那の仲の良い同僚の奥様が妊娠したという「妊娠報告」でした。

正直、私は全く喜べませんでした。本当に仲のいいお友達の報告でも今はどう感じるか不安なのに、直接知らない旦那の奥様の妊娠報告なんて、喜べるはずがありません。

「へぇー・・・」以外の言葉が出てきませんでした。どうして、流産を経験→そのあと妊活頑張ってて、なかなか結果が出ない…と悩んでいる私に対して「いい話♪」と言いながら、そんな話ができるんだろう。。って、モヤっとすると同時に、どうしてそんな風に考えてしまうんだろうと自分が嫌にもなりました。

旦那はきっと、単純に仲の良い同僚に子供ができたことがうれしい気持ちと「同僚のとこにもできたんだから、きっとうちも…!」っていうポジティブな気持ちで話したんだと思います。その同僚の奥様と私は年齢も近いし。

どうして「そうなんだー!!よかったね♡」と明るく言えなかったのか。。そう考えられるほど、気持ちに余裕がないんだなぁと改めて思いました。

その奥様とは直接知り合いじゃないので、できなくて悩んでいたのか、自然にできたのか、治療をしていたのかなどの背景は全く知りません。長年悩んでいたことを知っていたら、本当にできてよかったね!と思えたかもしれません。

でも、突然自分と年齢の近い同僚の奥様が「妊娠した」という事実だけ知らされるのは、正直とてもつらかったです。

 

今回のことで、流産した後に思ったことを思い出しました。

それは【同じ出来事もそれぞれの立場で感じることはまるで違う】ということ。

「赤ちゃんができました!」とい報告は、とてもおめでたいことだと思います。でも、長く不妊治療をしている人、流産や死産を経験して次の赤ちゃんを授かることのできていない人にとっては、なかなか素直に喜べる報告ではありません。

「流産(死産)を経験して悲しい」という嘆きも、不妊治療でなかなか赤ちゃんを授かることができていない人にとっては、「できただけいいじゃない」と思うかもしれません。

同じ流産を経験した人同士だって、どの段階かによって全く違うと思います。実際私も実感しました。

私は21週での流産でした。小さな小さな赤ちゃんが亡くなって産まれたという感じです。喪失感もすごかったし、小さな赤ちゃんを見て、申し訳ない気持ちや罪悪感などいろんな感情に襲われました。

そんな中「私も化学流産して、すごくつらかった。守ってあげられなくてごめんねって気持ちになるよね。気持ちわかるよ」って言ってもらいました。でも、本当に自分でも最低だと思うのですが、正直「もちろん辛い経験だったとは思う。悲しいよね。でも、全然違うよ。私の気持ちは分からないよ!」って思ってしまいました。

同じように、私の経験を話して気持ちを共有しようとしても、臨月に入ってから死産を経験した人からしたら「私の気持ちが分かるはずない!」と思うと思います。

つわりがひどくて会社を休んでる人、子供が熱を出したから帰らなきゃと早退するママを迷惑だと批判する人はひどい!と言われますが、その批判の気持ちを持っている人がなかなか子供ができなくて悩んでいる人だったら?ずっと子供が欲しかったのに、諦めた人だったら?・・・そういう気持ちになるのも仕方ないかもと思ってしまいます。(※もちろん直接的に批判したりいやがらせしたりするのは絶対ダメだと思います!)

どの立場に立っているかによって、感じ方や気持ちは本当にそれぞれなのだと思います。そして、悲しい経験をしたからこそ、いろんな立場の人のことを考えられるようになったんだとも思いました。その感情が良い・悪いということはないと思います。その時に感じた自分の気持ちがすべてです。

そのすべてを踏まえて、気持ちを吐き出したり共有したりする場として、私はこのブログを書いています。

 

私と状況が近い方は、共感できる部分も多いかもしれません。

私も自分が嫌になることもありますが…素直な気持ちを吐き出しながら、頑張っていきましょう!!

最後までお読みいただきありがとうございました!