minipiro’s diary ~流産から学んだこと~

流産経験とその後。一人で抱え込まないで!

流産してしまった時のこと

こんにちは。minipiroです♡

本日は少しさかのぼって、流産をしてしまった時のことを書こうと思います。今日はただの振り返り日記です。

 

一番最初に浮かんだ感情は、「どうして?」でした。つい1週間前の検診の時は元気で、順調だって言われていたのに…

初めての妊娠だったので、食べ物や入浴や適度な運動など、とにかくあらゆることを気にして気を付けていたつもりでした。何がいけなかったんだろう?どうしてこうなってしまったんだろう?答えはないのに、そんなことばかり考えました。

いわゆる安定期に入ってすぐの出来事で、安定期って何?って思いました。

新しい命を授かったと分かったとき、無事に産まれてくると信じて疑いませんでした。まさか自分の身にこんなことが起こるなんて。

 

そして次に襲ってきたのは「ごめんなさい」という感情でした。無事に産まれてくることのできなかった我が子に対して「守ってあげられなくてごめんね」「無事に産んであげられなくて、ちゃんと成長するまでお腹にいさせてあげられなくてごめんね」という気持ちでいっぱいになりました。私は前期破水(21週)からの流産だったので、とてもとても小さな我が子と対面することができました。会うことができたのは嬉しかったけど、その分「ごめんね」の気持ちは膨れ上がり、涙が止まりませんでした。

旦那に報告した時のことは、はっきり覚えていませんが、「ごめんなさい」と繰り返していたそうで、「なんで謝るの?」となだめるのが大変で困ったと後から聞きました。旦那も子供ができたときとても喜んでくれて、元気に産まれてくるのを楽しみにしていたのだと思うと、「ごめんなさい」という気持ちになったのだと思います。

自分の両親、旦那の両親に対しても「申し訳ない」という気持ちになりました。孫を抱くのを楽しみにしていただろうに、悲しい報告をすることになってしまって…さらには「体調は大丈夫なの?」などと気を遣わせてしまって。。

妊娠を報告した時「おめでとう」と言ってくれた友達にも申し訳なく思いました。仕事でフォローしてくれた方々にも申し訳ない気持ちになりました。

そして…妊娠中に関わっていた人のに会うのが怖くなりました。

報告することも辛いし、かわいそうな目で見られるのも嫌だし、後は…うまく説明できないけど、妊娠していた時のすべての環境が嫌になりました。

体調が落ち着いた後もすぐに仕事に復帰することができず、大好きだったテニスもテニス仲間に会うのが怖くて、しばらくできませんでした。直後は実家に帰ることすら嫌で、とにかく一番私の気持ちを分かってくれている旦那のそばを離れたくありませんでした。

 

旦那のフォローもあり、しばらく引きこもりました。その後、社会復帰せねば!となんとか重い腰を上げ、仕事やテニスなどに復帰していきました。もちろん「流産」という結果になってしまった報告は避けては通れないので、行動の範囲を広げるたびに少しずつ報告をしました。

本当はまだ引きこもっていたいくらい心は傷ついていたけど、勇気を出して一歩踏み出したことで分かったことは【思っていたよりはるかに多くの人が流産の経験があること】です。無事に元気な赤ちゃんが産まれました!というおめでたいことはみんな大々的に報告するけど、その逆はもちろん大々的に報告しないし、人知れず心に秘めているものなのだと思いました。私もそうでしたが、一番近しい人たちにしか自ら報告しませんでした。妊娠したことであまり会わなくなった人たちには、わざわざ報告することなく、そのままフェイドアウトでした…。

報告していく中で「実は私のお姉ちゃんも…」「うちの嫁も…」「私も化学流産を何回かして…」などの声が多かったことに驚きました。旦那の会社の上司の奥さんや旦那の会社の隣の席の派遣さんも流産経験者でした。こんな言い方はおかしいと思いますが、「自分だけじゃなかったんだ」と思って、自分を責めていた気持ちが少し和らぎました。そして、無事に元気な赤ちゃんが産まれるということは本当に【奇跡】なんだなぁと実感しました。もし、次に子供を授かることができたらより一層大切にできる気がします。

今、つらい気持ちを抱えながらこのブログを読んでくれている人がいたら、「一人じゃないよ」と伝えたいです。程度は違うかもしれないけれど、同じような経験をしている人はいて、みんな時間をかけて立ち直っていってる。だからあなたもきっと前を向ける日が来る。一人で抱え込まないで!辛い気持ちを吐き出して、周りの人にいっぱい頼って甘えて、また前を向いて歩き出せる日が来ますように。一歩ずつ…一緒に頑張りましょう!!

 

…というように、私は、流産してから疑問・自責・悲しみ・怒り・恐怖などいろんな感情をジェットコースターのように経験しました。

大事なのは、気持ちに蓋をしないことです。感じたことを旦那や親しい人に話したり、紙に書いたり、ブログに書いたりして、少しずつ浄化させてあげましょう。そして、勇気を出して一歩踏み出すのです…!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

周りに話すのが怖い方は、見ず知らずの第三者に匿名で話すのもいいと思います!コメントいただければ、なんでも聞きます!焦らず一緒に頑張っていきましょう!!