minipiro’s diary ~流産から学んだこと~

流産経験とその後。一人で抱え込まないで!

流産後の妊活

こんにちは!minipiroです♡

今日は流産後の妊活について私の実体験を元に書きたいと思います。

なんだかんだ一番大事なのは【気持ち】だよなぁ…と思います!

 

1.流産~入院

私は20週を過ぎての流産だったので、普通の分娩と同じ流れで処置をされました。赤ちゃんがお外に出てきてしまった後、お腹に残った胎盤を取り出す処置をして、そのまま入院になりました。通常のお産後と同様、しばらくは出血が続きます。私は貧血になり、トイレに行くのも大変でした。

しばらくはベッドで安静で、子宮を元の大きさに戻すための収縮剤を点滴します。20週の赤ちゃんの大きさでも子宮は通常より8~10㎝大きくなっていました。この大きくなった子宮が収縮するときの痛みがいわゆる「後陣痛」というやつですが、これが想像以上に痛かったです。

翌日になると痛みも貧血も少し落ち着き、食欲も戻ってきました。ベッドの上で本を読みながら過ごしました。コロナ渦だったため面会禁止で寂しかったです。

流産から2日後に診察を受け、1か月後に子宮の状態をチェックするため受診するよう言われて、退院の許可が出ました。

入院中、一番つらかったのは、病棟に赤ちゃんの泣き声が響き渡っていることです。産後入院しているママたちが赤ちゃんを連れて通路に出ると、どうしても泣き声が聞こえてきます。病室は個室だったので、目の当たりにすることはありませんでしたが…。退院後もしばらくは、赤ちゃんを見るのも妊婦さんを見るのも嫌でした。。

 

2.流産後の過ごし方

私は体調というよりメンタルが辛くて仕事はガッツリ1ヶ月半お休みしました。外に出れば、赤ちゃんや小さな子供、妊婦さん、子連れのママ…見たくないものを見なくてはなりません。それが何より辛かったので、スーパーに行くのすら嫌でした。

体調としては、退院後数日出血が続きました。貧血防止に鉄剤を処方されていたので、それをしばらく飲みました。それ以外は身体は元気でした。

本を読んだり、テレビを観たり、食べたいものを食べたり…旦那はしばらくの間、在宅勤務をしてそばにいてくれました。すぐ実家に帰ろうかとも思ったけど、旦那の近くにいる方が安らぐので、やめました。両親にはもちろんなんでも話せるけど、やっぱりこの流産の痛みや苦しみは実際に一緒に体験した旦那が一番分かってくれると思いました。旦那にしか言えない気持ちもありました。

流産後は心も体も傷ついています。自分を思いっきり甘やかして、とにかくゆっくりすることが大事だと思います。私は、この休息期間があってとてもよかったと思います。私の好きなように休ませてくれて、甘やかしてくれた旦那には本当に感謝です。

今回の流産で考え方や価値観が変わり、大切なものや優先順位がはっきりしたような気がしました。長期のお休みを経て、私は今までの仕事をやめ、ゆったりと働くことに決めました。今までは、仕事もお金を稼ぐことも大事だと思っていました。でも、私にとって一番大切なのは、家族であり、一番優先すべきは家族との時間だと今回の経験を通じて強く感じました。

結果、今は仕事とプライベートのバランスをうまく取りながら働くことができていて、とても充実した毎日になりました。心のバランスも取れ、前向きになることができています。

 

3.妊活の再開

退院から1ヶ月後、病院に行って診察を受けました。子宮もほぼ元の大きさに戻り、血液検査の結果も問題なしで、「再開した生理を1回見送って、妊活スタートして大丈夫だよ」と言ってもらえました!

なので、流産から約2ヶ月後から妊活再開はOKになったということになります。あとは、気持ちの問題です。。私は流産後にゆっくりしながら「また流産したら赤ちゃんがかわいそうだし嫌だな」とか、「私は本当はそうしたいのかな」とかいっぱい考えて考えて…。旦那ともたくさん話をして。いろんな感情はあるけど、「やっぱり子供が欲しい」という答えが出ていたので、先生からGOサインが出て素直に妊活再開できる!うれしい!と思うことができました。

ネットで調べると、流産後の生理を待たずに妊活したとか、すぐできたとか、生理は2回見送らないとダメとか…いろんなことが書いてあって、どれが正解かはわかりませんが、私も旦那も担当の先生を信頼していたので、素直に先生の言うことに従うことにしました。

それから3ヶ月。まだ赤ちゃんを授かれてはいませんが、自分達のペースで頑張りたいと思います。