minipiro’s diary ~流産から学んだこと~

流産経験とその後。一人で抱え込まないで!

4ヶ月間のマタニティライフ

週数で言うと20週だけど、妊娠に気づいてからで言うと4ヶ月弱。

これまでの人生でたぶん一番濃くて幸せな期間だったと思います。

前半は少し体調の悪い時もあったけど、そんなにつわりはひどい方ではなく…うわさに聞く、ポテトが無性に食べたくなる現象も経験しました。笑

あと、私はなぜか無性にオレンジジュースが飲みたくなりました。なぜ??笑

あんなにお酒が大好きだったのに、旦那が目の前で飲んでいても全く気になりませんでした。これには、自分もびっくりでした!笑

自分が母になるという実感や覚悟はまだまだできていなかったかもしれないけれど、お腹に命が宿っていると感じながら過ごすことはとても特別な気分でした。

検診でエコー写真をもらうたびに、前回と比べてこんなに大きくなった!小さいおててとあんよが見える!と夫婦で感動していました。

 

体調が安定してからは、たくさんお出かけしました。

ドライブしたり、温泉に行ったり、動物園に行ったり…

妊娠が分かる前から予約していたウェディングフォトを撮る旅行は、飛行機に少し不安を感じつつも決行!結果的に行けてよかったし、流産という結果になってしまってから振り返れば、お腹の赤ちゃんと一緒に行った旅行として、思い出に残すことができてよかったと思います。お腹は全然目立たない時期だったけど、たくさん写真も残せたし!(※もちろん、妊娠中のフライトは賛否両論あるとは思いますが…)

 

旦那はとにかく優しくて、家事の手伝いもしてくれたし、いろいろワガママも聞いてくれて、思いっきり甘えていました。普段からは想像つかなかった。笑

旦那のいい面に気づけたのも、とてもいいことだったと思います。

そして、この後の悲しい出来事に直面した時の旦那を見て、ますますこの人と結婚してよかったと思うのです。(ノロケ。笑)

結婚前はけんかやすれ違いも多かった私たち夫婦ですが、妊娠・流産を経てとても絆が深まりました。私たちの元へやってきてくれた赤ちゃんに本当に感謝です。

赤ちゃんは今じゃないと思ったら1回お空へ帰るんだってって言ってくれた人がいました。もしかしたら、私たちの絆を深めるために一旦お空へ帰ったのかもしれません。そして、以前よりもっと仲良しになった私たちを確認して、安心したらきっと戻ってきてくれるんだと思います。今ではそう思えます。

私と同じようにお腹の赤ちゃんがお空へ帰ってしまった方がいたら、こんな風に考えられうようになるといいですね。時間はかかるかもしれません。でも、きっと前を向ける日が来ます。焦らずに進みましょう。

 

マタニティライフは不安もしんどいこともたくさんあると思いますが、振り返れば幸せなことや楽しいことの方がはるかに多いです。なくしてしまうと余計にその大切さが身に沁みます。もちろん、人それぞれ事情はあると思いますが。

今お腹に命を宿しているママさんたちは、どうか10ヶ月のマタニティライフを楽しんで、大切に過ごしてくださいね!